2007年6月12日火曜日

本当の動物化社会

一昨日友人と、渋谷の某ケーキバイキングの店に行った。

ともに社会学などに興味があるので、東浩樹氏のいう動物化するポストモダン的空間に行こうとなった。

そこは、そういう要素にあふれていた。

選択肢が多数用意され、自分の好きなケーキやパスタがあるかどうかというよりは、その選択できる事に満足する、女子高生初め、若い女性たち。

その象徴として、隣の席の女の子の台詞
「みてみて〜。パスタ4種類も取っちゃった」
「みて〜、新しいパスタ出たよ〜」

選択肢に満たされ、更新される事への感情で、とくに、自分の好みなどは関係ないらしい。

興味深いのと同時に、かなしくもなる。

友人と「渋谷にバイキングを創るとこうなるのか」と

ただ、逆にそれをねらって金儲けをしようとしていたのであれば、相当頭のキレるマーケターがいたのだろうが、そんなことは無いだろう。


そして、食するところと供するところ、そして排泄するところの距離感がとても近く、さらに、トイレのドアには「本日の香りはラベンダー」とその排泄する場所でさえ、何かを得る場であるかの様とりつくろう。まさにその境界は見えない。

まさにスーパーフラット。

あ。大学に行かねば。

ちょっと中途半端だったが、今はココまで。。

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