2007年10月31日水曜日

チーム、仲間

昨日、インターン先の創業から関わっていた方が転職された。

最後の社長との握手と抱き合う二人を目の前にしてみて、本当に気持ちが伝わってきた。社長は、「ありがとう」と言ったように感じたが、本当に二人は良いパートナーだったのだろう。もちろんその方もステップアップされる訳であるから、喜ばしい事であるが、やはり複雑である。

その瞬間を目の前にして、本当に仲間の大切さをひしひしと感じた。

自分も高校野球をやっていてチームだとか、仲間というものに恵まれてきた。自分が一番印象に残っているのは、やはり最後に自分が引退する時だと思うだろうが、実はそうではなく先輩の引退の時であった。

これから自分たちのチームになるという感覚がどうしても掴めないこと、そして今までどれだけ先輩たちにおんぶにだっこだったかが、分かる瞬間であった。

そこには期待というよりも不安が大きく、本当に大丈夫であろうか。俺たちだけで。と思う。

しかしこの思いも本物のチームであればすぐに好転する。先輩たちが出来なかった目標を俺たちは達成してやる。最大のライバルは1つ上の先輩の代。これは高校の時に常に監督に言われてきた事。そういうことを言えるチームにまで0からチームを作った監督は本当にすごかった。

僕も、本当にすばらしいチームをつくりたい。

2007年10月29日月曜日

発散傾向にある。

表題の通り最近自分がやることが多くなってきた。

就職活動、インターン、スクール、サークル(代表)、そしてもちろん大学の勉強。

色々なカテゴリーのものを同時に取り組んでいく。これは自分がとてもすきな事だ。

こういう中で、自分の好きな事もしたいし、好きな本も読みたい。

毎日夜走ってるし、6時に起きて、7時から友人とあって色々議論している。

でもまだまだできるから、これから気合い入れます。

2007年10月23日火曜日

人間も科学

最近朝に友人と理系(科学)と文系の話をした。

科学って言うのは「自己批判」ができるものである。というのが結論だった。

つまりどんなに仮定して理論的に正しいという風に思われても、実験をして、違う結果がでたら、自分を疑う事と余条件があることを探求する。逆に経済などの学問というのは仮定というものがほぼ100%くつがえらないため、論理的なただしささえあればつつくことはできない。

という話をしていた。確かに科学というのは、そういう性質をもったリアリスティックなものである。

そんなことをブログに書こうと思ったのも「人間も科学だな」って思ったからだ。

というのは、人間は、自分がいいと思うものや、憧れるものがあるが、それを実際にやってみる(会ってみるなど)と、「やっぱり自分はこれがすきだったんじゃないんだ」って思う事もあると思う。こうやってある意味自分の仮定を自分で検証し続けるというのが人間の本質なのかなと感じた。本当に自分が興味あるか分かりたければその世界に飛び込んでみろ。というのは良く言われると思うが、つまり仮説ばっかたてて理論的に解けると思わずに、とりあえず検証してみれば?という話だと思った。

大学3年と言う選択が多い(この先はもっと多いだろうが・・・)時期であるからか、そういう時間軸で自分を考える事が多く、取捨選択したりするというのは、なぜなのだろうということと、朝の友人との会話がつながり、こんな事を考えていました。

2007年10月20日土曜日

ものづくり派

昨日バイト帰りに社員の方と馬肉を食べにいった。

馬は食べた事はあるが、あまり覚えていないというくらい。
とてもおいしかった。歯ごたえが独特だった。とくに中トロは◎!

それはいいとして、そこでは色々な話ができた。

特に一人の上の社員の方に、
「○○君は、ものづくり系だよね」
そうするともう一人の方が、
「でた!◎さんの決めつけ!笑」

という話で、僕について今まで見てきて思った事を色々と話してくれた。勤勉であるということをとてもいってくれた。それだから、表に出るというよりも、完成度の高いものをつくったりすることに興味があるじゃないかと言う。1のものを10に魅せるより、10のもの、もしくはそれ以上のものをつくる事がすきなんじゃない?と。人には、自分を見て欲しい人と、自分の作品を見て欲しい人がいる。それって全然方向性が違うんだよね。ということも言われ、僕は後者でしょ?と。

たしかに、僕は後者だと思う。高校野球の時は実力が無くベンチに入れなかったが、分析という立場でチームに貢献しようとしていた。その時は自分というものよりも自分が関わっているチームがすきでその目標を達成したかった。

その原体験がかなり自分に取っては大きく、僕自身は、新しい価値を世の中に輩出して行きたいという気持ちが強い。

そんな話や、教育の話で盛り上がり、良い時間をすごせた。

俺はものづくり派かも。

2007年10月13日土曜日

わかりやすいもの、わかりにくいもの

続けての投稿になるが、流れに載っていく。

さて、今の自分のベクトルについて整理するためにこのエントリーを書いてみる。

今は就職活動をしているのだが、企業を見る際に自分は今何で見ているか考えてみる。

①自分の持っているイメージ
②難易度
③事業内容
④給与(正確にではなくぼんやりとだが)
⑤入社して3、5年後の自分の状態

(※もちろん企業を環境としてとらえているので、そこで働いている人というのは最重要項目であるが、説明会に行く前の時点での評価項目である。)

①については、社会がその企業に抱いているイメージと、自分が入った時に周りはどう思うかという2点があると思う。②の難易度というのは、①の2点目に近いかもしれないが、同時に優秀な奴が集まるかどうかと言う指標にも近いと考えられる。③はそもそも自分はやりたいのかという、自分がモチベートされるかどうかによる。④は、その後の自分のキャリア(例えばMBAを含む留学など)を考える際に無視できないし、単純にモチベートされるものでもある。⑤は最も考えている点で、そもそも自分はどういう状態でいたいか。どうなりたいかというものを中期的に見て、その企業への就職というのは自分に取って、時間を投資し何を得るのか、社会に何を提供するのか(または何を提供できる様になっているか)というもの。全ては⑤に集約されるかもしれない。

ここでやっと表題に書いた「わかりやすいもの、わかりにくいもの」について

企業を選ぶ際に、やはり給与というのは見てしまう。そこで決めている訳ではないのだが、実はその他の理由というのは後付けなのではないかという自分への懐疑心が0ではない。つまるところ、給与というのはすごく分かりやすい指標である。それに比べて、自分が得られるものや自分がやりたいものというのは変化する中にあるので、わかりにくい。(明確になっている!と言っても・・・)

やはり現代社会の中では「わかりやすいもの、わかりにくいもの」のうち「わかりやすいもの」に評価基準がいっているのはすごく実感するし、自分もその可能性がある。もちろんわかりやすい=間違い、悪というわけでは決してない。コンサルとか外銀とかの内定した人でも、正直何故そこなのかというのは、自分として納得した説明をされた事が無い。ただこういうのは、他の選択しを全て排除する事は不可能である事は了解している。だからといってどこでもいいというのは、「なぜ若者は3年でやめるのか」という話になるのではないだろうか。

話がまとまらないがここで終わらせていただきます。。。

環境管理

設計をとらずほぼ全ての時間を自分で何をするか、意識的に決めなければ行けない日々になった。

正直今週は、無駄に過ごした時間も有る。しかし、いくつか前の記事で

【宣言1】朝会(朝7時に自由ヶ丘)に遅刻しない。

と書いたが、これだけは日々守っている。6時40分に起きて、「今日は許して・・・」と思ったが、決めたし、友人にも言ってしまった手前起きた。最近目を通した「レバレッジ勉強法」にあったが、自分の行動を決めてしまって習慣化する事が大切であると書いてあった。僕はこういった、「決める」ということが嫌いであった。なぜなら自分で決めたはずなのに決められたさらには、やらされている感覚になるからだ。しかし、最近はそれは、「目的意識」の再認識で解決できるという事がわかった。決められた感覚になるのは、結局何のためにやっているのか分からなくなっているからだ。だから、明確に目的が有れば、つねに自分の選択の上で決めた事だということを認識して、行動できる。今回の朝の宣言にしてもそうだ。朝の時間を有効に使うこと、継続することのパワーを感じる事。の2点がこんかいの目的だったが、2点目は特に感じている。これから、目的と連動した行動をしっかり習慣化していけば、様々なところで色々な変化がおこってくるかもしれない。

2007年10月9日火曜日

パリ帰りの友人とチーズとワイン

今パリ帰りの大学の友人がうちに来ていった。
パリのお土産のチーズとワインで二人で近況を話しつつ一杯やった。

僕が設計を取らない事について、色々話したが、ポジティブな理由で安心したと言っていた。心配はしていなかったようだがちょっと話したかったようだ。僕もこの友人には決断する前に一度話したいと思っていたが、結局決断後になってしまった。

彼とは1年からの付き合いで色々飲みにいったり、遊んだりした。話す事も多かった。そしてもちろん今も。僕の周りで彼が一番建築が好きなオーラがでている。コイツには勝てないと思ってしまった。好きこそものの上手慣れではないが、のめり込み方がすごい。コイツが建築やるなら大丈夫だな。とさえ思う事もある。(他にも尊敬できる奴らももちろんいる)

大学の環境によって制限されてしまう学生と僕を比較して、良い選択だと思うと言ってくれた。今の学生、特に僕らの周りの学生は、レールに載っている感じが否めない。本当はまだ20か21歳でなんでもできるはずなのに、みんな同じ事をやっている現状。同じ事に興味を持っていてみんな活き活きしているのであればいいのだが、本当にそうなのかは、多少疑問が残る。そんな話をしながら、自分のこれからの相談をしつつ、一杯やる時間はとても有意義だった。

設計課題を取らないという決断の怖さなど素直に話してもしっかり受け取って返してくれる。こんな友人に感謝である。本当に心から。

さて、やるしか無い状況にいる俺。やるしかない。そう。やるしかない。頑張ろうや!

この友人とは一生つきあっていきたい。

2007年10月8日月曜日

先輩の背中

昨日はサークルの企画をお台場でうった。

参加予定人数18、参加人数11。
トホホであり、開始時はどうなる事かと思った。

しかし、企画の完成度は高く満足率が高かった。

コレはひとえに、先輩のおかげである。

しおり作りから、下見を一緒にしてくれ、一番時間を使ってくれた。自分はそれをほんのちょっとサポートしただけで、ほとんど何もしていない。そして人も集められない俺。本当に代表なのだろうか。。。

しかしその先輩はみんなの前では、僕をたててくれる。事実を知っている自分はとても辛い。もちろん有り難い気持ちは素直に有るけど。これも、先輩からのメッセージだと思い心にきざんだ。先輩の姿は「俺がいなくても、このサークルを引っ張って行ける人になれ」って言うメッセージが見えた。

結局何もできない僕だけど、先輩方はすごく評価してくれる。このプレッシャーをはねのける様な行動をしなきゃダメだ。俺は、また違う先輩に「俺が事業をする時に誘おうと思ってる」って言われた時に、それに素直に喜び、それが当然であるといえるように自分を鍛えようと思った。そして、さらに、本当に自分がその人を誘おうと言うところを目標にした。つまり、自分が何かをやる時に、口説こうと思った。しかしこれって思っただけで、現実の今のモチベーションまで落ちてきていないんだって昨日実感した。

あまい。本当にあまい。

それを克服するには、やるしかない。

2007年10月6日土曜日

さてこれから新しい軸で

昨日書いた様に、自分の行動の軸の取捨選択をした。

今日から新たな軸によって動いていきたいと思う。

今までは設計製図というものを中心にしていたため、どこからどこまでが寝る時間と言うくくりはなかったが、これからはセルフマネジメントをしっかりしていきたいと思う。

今まで朝7時に自由ヶ丘集合で友人と会っているのだが、僕の欠席や30分以上の遅刻率が高すぎる。これをまず解消したい。早起きを続ける事で、自然と早寝になってバランスがとれるようになるだろう。朝起きる事は苦手ではないし、爽快で、好きだ。

こういうことなど、しっかり続ける事を大事にしたい。
「継続は力なり。」

【宣言1】朝会(朝7時に自由ヶ丘)に遅刻しない。


宣言をしたところで、今日の行程をちょっと。

これから渋谷に行ってそこから青山まで歩く。そこで友人と会い、今回僕が取らない設計課題の敷地を一緒に見る。この目的は、もっぱら議論する事である。この学科にいて一番有意義に感じる事は、議論をする環境が有るという事である。そのため、設計製図で手を動かさなくとも、思考して論理を組み立てたり、想像したりする作業はやめようとは思っていない。それが建築学科にいる意義であるから。その後銀座で違う友人先輩と会い、色々準備。夜は友人と会うか、もし予定が合わなければ、レポートを書き始め、それが終わり次第エントリーシートを順次書いていく。これ(ES)が終わる事は無い 笑

また、先輩に借りている「芸術起業論」を読了して返却&感想を言う予定。

流れがいいので、今読もうとしている本を紹介します。

1、獄中記
2、最高のリダーマネジャーがいつも考えているたったひとつのこと
3、巨大投資銀行
4、ポスト資本主義社会
5、エンジニアよ挑戦せよ
6、サイバージャーナリズム論

以上。

5、6はほぼ読了。1はずっと読みたくて、最近ようやく買った一冊。佐藤優氏が獄中でつづった文章を再編集したもの。僕が言うと稚拙で申し訳ないが、著者の思考の深さが伺え、自分の勉強不足を感じる。知識単体ではなくとそのつながりがわかってくる。2はインターン中のベンチャーの社員の方に勧められた本。学生のうちはビジネス書とか読まない方がいい。とその方は言うが、この本だけは勧めてくれた。ぜひ読みたい。3は、投資銀行の実情について書かれた黒木亮氏の名著。長いがじっくり読みたい一冊。4はPEドラッガーの名著の一冊。ある先輩と資本主義の次って有るのか?という話をしていた直後にブックオフで出会い運命を感じて買った一冊。ドラッガーの本はまだ読了した事が無いのでまずこれから。

さて、行ってきます。

2007年10月5日金曜日

決断

今日1つの決断をした。

それは設計製図をとらないというもの。

理由は、将来的に設計者として生きていく事を考えていない事と、その上で、3年後期の時間を、就職活動とベンチャーのインターン、そして友人とのプロジェクトっていうのを、ファーストプライオリティーから外せなかったことだ。そこに設計製図を入れると、キャパオーバーして全てが沈没しかねないと感じた。

こうやって、今いる環境でメインの事を切るのは人生ではじめて。決断しなきゃ行けない段階に来るまで決断できなかったし、決断した瞬間、怖さがあった。ある意味、それをやっていれば、間違えはないだろうと思われるものだけに、それを切るという決断は、僕に取って大きかった。

ただ逆に、大きくなる瞬間てこういう瞬間のなのかもしれないとも感じた。Googleの方と話をする事が有って、その時に、「自分の環境としてもっとも適したものではないものに時間を注ぐのは、非合理的と感じるが、今の自分はまさにそういう状態です。それをどう思いますか」という主旨の質問をすると「それは、今の自分の環境に満足していないんじゃない?」っていう回答が返ってきた。ちょっと、止まってしまった。たしかに、環境のせいにして自分の行動の選択肢を狭めていたかもしれないと感じた事が有った。

こうして、決断したが、これがどう転ぶかは未来の自分に聞いて欲しい。きっと、良い決断をいい時期にした。と答えていると思う。そしてそうするためにも、悔いの無い時間のつかい方をして、考え抜き、行動して行きたい。

2007年10月3日水曜日

ベトナム

行ってきました。ベトナム

想像ってやっぱり想像を超えない。
百聞は一見にしかず。

身にしみて感じた。

急成長って言うのは必ずひずみが出るって言われているけど、本当にそうだった。ただここで歪みだと感じる事は今の日本を普通と考えた場合の話。その前提がおかしいと言われれば、確かにその通りだが、僕は現在はその前提でしか意見できないと言うのも1つの事実。


一番印象的で考えさせられたのは、メコン川が流れる田舎の方に行った時だった。

ツアーで行ったのだが、田舎でツアーのルートになっているところは、現地の人がもちろん商売するチャンスだから、色々売っていた。でも田舎の風景と、看板、商店の規模などはやはり違和感が多く、少し悲しさを感じた。もちろん外から人が入ってきて、逆に外の世界を知る事で、外との何らかのやり取りは始まるのだが、始まる前と後では、そのコミュニティー全体で考えてどちらが幸せだっただろうかって考えてしまう。

もうpoint of no returnであることは百も承知である。しかし、不確定で、どちらが正解か分からない(そもそも正解なんか無い)未来を考える時に、確実な過去のことを抜きには語れないと思うので、考える価値はあるだろう。

最近の人は(自分も含めて)、「それは何の役に立つの?」という考え方が多い気がする。即物的、すぐ結果が欲しいのか。でも、実際それがどう役に立つかって言うロジックをたてたところでそれは、不確定の塊である未来にゆだねられるんだ。

今回の旅では自分が前提としている事がことごとく揺らされた。

●変わらない事は考えない。
●そもそも影響を与えたいって本当?
●何かを変えたいときは、既存のルールにのって一番になって変えるべき

とか色々再思考させられることになった。


今日友人Yとも話したのだが、海外に行く事って、外を見るというよりも、いつもの自分を相対化して見に行くようなものだと実感する。普段の生活から強制的に離れて違う生活を送る事で、普段の自分と今の自分(外にいる自分)というのが、比較でき、より明確になってくる。

そして、春のアメリカ、今回のベトナム、どちらも、1つの物事を決断しようと行ったのだが、帰ってくると選択肢が増えて帰ってきている。そりゃあ違う環境に行くんだから自然な事なのだが、自分に取ってはこの感覚を大事にしたい。

選択肢が増えることは僕はいいことだと思っている。より相対化しやすくなるからだ。しかし同時にYが言う欠点としては「迷い」やすくなる、という事だ。これも認める。もちろん選択肢が多ければ多いだけ検討が必要である。しかし、その上で出した結果は、良いものになっているはずだ。と僕は信じている。

ちょっとまとまりに欠けるが、ここで一端閉じます。