2008年5月30日金曜日

I/Fの進化



ソース:Packet, Foldable Concept Mobile Phone


こんなのも出来るのか。

ユーザビリティは実際に触らないとわからないが、今こんなのを日本で持っていたら、すごい注目の的だな、こりゃ。ipodも実際つかい易いが、それ以上にそれを「持っている」という事実の持つ価値が大きい。そいういう時代である。
携帯電話の新しい形態が可能になった時に、それとマッチするアプリケーションなり使い方の提案が必要になるだろう。(もちろんそれが広まるかどうか、ということも含めて検討すべきであるが。)iphone上で動くアプリケーションの開発が技術者の1つのホットなトピックになっているのを見ると、まさにそうである。

Life is beatifulの中島氏も以下のように述べている。

「どのプラットフォームが勝つか」を予想してそれに基づいてビジネス判断をすることは「勝ち馬に乗ろうとする」行動でしかないが、こんな風に「このプラットフォームを勝たせたい」という思いで積極投資をすることは、自らが特定の馬を選んで「その馬を勝たせよう」とする行動であり、ある意味で「未来を創りだそう」とする行為だ。

Life is beatiful:プラットフォームを選ぶということ



プラットフォームとアプリケーション/コンテンツとの関係であるが、自分が何かを仕掛ける時に、自分が勝負するプラットフォームを選ぶところから勝負が始まる。もちろん実現したい思想とも直結する決断である。プラットフォームと言う概念についてはもっと詰めていきたい。

2008年5月28日水曜日

秘密会議



何やら面白い事を考えていたり、いなかったり。

2008年5月27日火曜日

NIKEiD

ご存知の方も多いかと思いますが、自分でカラーを選べるNIKEiD



買うつもりはなくても、ちょっとNIKEの商品のカラーを選んでみて下さい。本当にすごいです。1時間くらいすぐに経っちゃうかも。僕もちょっといじってみました。



これどうでしょうか?やっぱNIKEだから誰がやってもかっこよくなる。うんうん。

ネットが出てきた事でone to oneマーケティングみたいなことができるようになってきているとは思いますが、こういうのも1つの解答。アイディア自体は新しい物ではないですが、ここまで有名なブランドがやると、かなりインパクとありますね。そしてNIKEのメインターゲットは若者。バズマーケにはもってこいのターゲット。何を隠そう、僕もバズで知りました。

バズマーケティング。1つのテーマ。

バズマーケティング×携帯=リアルタイムマーケティングのようなものに興味がある今日この頃。

2008年5月26日月曜日

目的のないコミュニケーション

ビジネスと言うと、効率の追求、無駄の排除、という考えがよくされるし、多くの人が当たり前だと思っている。もちろん僕もそのうちの一人であった。

そんな中面白い記事。はてなの近藤社長のコメント
目的と時間を決めて会議を行なうことは、予定を決めさえすれば簡単だ。しかし、それがいいサービスを生むことにはつながらないことを強烈に意識することになった。同じオフィス内にいれば、ちょっとした雑談の中からアイデアが生まれて、「それはいいね」とすぐに形にできる。それが非常にいいサイクルになり、果てははてなの大きな原動力になっていたことを改めて認識するに至ったのだ。


コミュニケーションは、簡単ではないけど、サービスづくりの最大の要点であることは間違えない。

2008年5月23日金曜日

近未来テレビ会議



百式さん主催の、「近未来テレビ会議」に行ってきた。

【感想など】
内容としては、SONYの「BRAVIA」をつくっている方々の「BRAVIA」の機能と"可能性"についてのプレゼン。その後百式ではおなじみの、「●●が●●だと言う法則を利用して●●できた。」的な穴埋めをきっかけに、テレビの未来をみんなで考えた。

僕自身はテレビとか、ここ3年くらいで実家にいる時間以外は10時間くらい(言い過ぎかも)しかみていないので正直必要性は低い。しかし今回BRAVIAのことを知ったが、かなり高性能、高画質、そしてネットとも直で繋がってるときている。アプリキャストを駆使して、メイン画面はマス向け、サブ画面はone to oneの情報をアプリキャストで配信することで、マスと個人が、その両立が一画面でできる。

ただ、そのメイン画面のテレビコンテンツとサブ画面のアプリキャストの連携は進んでいない。

SONYの方も、アプリキャストに可能性があるとおっしゃっていたが、正直な僕の感想は「TVのPC化」ではないかということ。厳密にはPCってネットに繋がった物をさす訳じゃないけど、ここでいうPCはネットに繋がったもの。というか現代はそういう前提になりつつあるからPC=PC+Internetとして話を進めてる。

みんな、TVに、そこを求めてたんだっけ?と思ってしまった。確かにテレビの弱点は、
「面白い番組に気付かず見逃し易い」
というものが最も大きいだろうが、そう感じだしたのはPC&ネットが出来てきてオンデマンドが可能になって、youtube、ニコ動が当たり前になってきたからだと思う。ただ、それ以前はテレビの時代があり、そこでなぜテレビは圧倒的だったのか。と考える必要があると思う。

もちろんインターネットがなかったから。という答えもあるし、それは大きな事。ただそれだけだとものすごくかなしい。テレビは圧倒的なコンテンツをつくる力もあるし、何せインフラとして整っている物である。もちろん選択肢は二つで、弱点を克服しPC化する。もしくは、そもそもテレビって何?っていう根源的なコンセプトからつくり直す。というもの。

今回は後者の会議だと思ったが、正直前者のような導入だと感じた。やはり、アプリキャスト単体で考えるのでは、PC化しようとして、やはりPCに負けるだろう。そうではなく、メインとサブが一連の中で使われるものをつくる事が出来れば、そこにこそ、新しいテレビがあるのではないか。

また、一番印象に残っているのは、SONYの方が良く使っていた"可能性"と言う言葉。

たしかにBRAVIAには可能性はあるかもしれない。しかし危機感というか、現実感と言うか。そういうモノがあまり感じなかった。可能性という言葉は、一見すばらしいものだ。ただそれは「何もできない」危険性の裏返しでもあることを感じた。


【おわりに】

酷評という風に思われるかもしれないが、僕はSONYには、かなりの尊敬の念がこもっている。こういう"可能性"に本気で取り組める環境がSONYにはあるんだと、あらためて感じた。井深大氏、盛田昭夫氏の2人を筆頭にSONYを創りあげた方々は本当に感動する。一方では今の社会への価値提供を行い、一方で未来を夢見る研究をする。バランスがすばらしい。

やはり個人的にはSONYが好きです。BRAVIAにはぜひ頑張って欲しいです!
SONYの方々、百式さん、ありがとうございました!

2008年5月21日水曜日

佐藤可士和の超整理術



ステップワゴンの「こどもといっしょにどこいこう!」というキャッチコピーのCMから、現在ではユニクロの全体のデザインを担当している、佐藤可士和氏の著書。

デザインというのは、0から発想するのではなく、クライアントを問診して、その中からつくりあげるもの。全ては、物事の整理であるという。

つまり、いわゆるコンサルタントと一緒だ。アウトプットが違うだけ。経営コンサルタントは戦略とその実行計画を提示し、佐藤氏のようなアートディレクターは、根本的なコンセプトの整理と、デザインというのがアウトプットとなる。

思考の仕方や言語化の重要性についても言及されており、さくっと読めるのに、何度もところどころ確認してしまう本である。実際の例を中心とて、佐藤氏の思考を紹介しているため、入り易い構成がされているのだろう。

そこにも彼の整理がある。

2008年5月18日日曜日

日本発世界を目指す

日本発世界に出た企業はTOYOTA,HONDAを初めとする自動車、SONY,CANONなどの家電など多々ある。

それではネット企業ではどうだろうか。

・・・

ワールドスタンダードと言えば、Google,Yahoo!,eBay,Amazon,skype,となるだろう。インターネット業界で日本発世界に出ている企業はあるものの、スタンダードとなるほどの威力のなる企業はないのではないだろうか。

もちろん、Access(携帯のブラウザ)、SoftBank、DeNAなども世界に進出している。が、ワールドスタンダードとはほど遠い現状だろう。その原因は言語の問題、業界構造の問題など多々ある。しかし、やはり悔しい。

そんな中、日本発世界へ広がる産業として期待されているのはモバイル。国土が小さいことと、販売奨励金という制度がよくも悪くも、日本のモバイル市場を支え、海外に比べて過度に成長したと言われている。数年後には携帯で100Mbpsでの通信が可能になるなど、海外に比べて、インフラ面でも、コンテンツ、サービス面でも進んでいると言われている。

しかし、それは本当なのかと最近疑問に思っており、調べていると以下のような記事をみつけた。RSSでチェックしている小林雅さんというベンチャーキャピタリスとの方のブログで、その中でシリコンバレーのVCの方からのメールを本文に掲載していた。

we'd love to hear about your next event in the Fall and see if we
can attend. We're primarily interested in wireless and the evolution of mobile applications. Japan is obviously ahead in this area so we're particularly interested in learning more about those trends.

ソース:インフィニティ・ベンチャーズ小林雅のBlog

大変容易に読める英語なので僕でも読めました。笑
シリコンバレーでも注目されている日本のモバイル産業。シリコンバレーは1つのお墨付きと言っていい現状にある。だから今は、日本の現状をしっかりと分析し、可能性を探り、最先端のところにタッチできる環境をつくる事が必要だ。

やはり自分の世代からモバイルの新しい可能性をつくようなビジネスが生まれると思っている。携帯には中学か高校から使っており、日常生活のコミュニケーションで欠かせないものである。そういった生活と一体化しきったものである世代として、新しい、意味のある価値、コンセプトを創造されるだろうと思うし、するべきだと思っている。

やはり、モバイルで世界に勝てるものをつくりあげたい。

2008年5月17日土曜日

広告のあるべき姿〜ネット広告の発展から考える(序)〜

Blogs Blossom into a Big Business
などで、BLOG広告が2012年に3倍に。という話が出ている。

新しいインターネット広告のありかたが注目されている昨今。SNS,Blog,RSS,などWEB2.0と言われる時代になって普及したアプリケーション、サービスとの連動が期待されている、●●連動型広告(検索、記事など)。

こういう新しい事を考える事はたのしい。意味もある。しかしまだまだ本質的でない気がする。表層的というかなんと言うか。まだうまく言語化できないが、自分に考えを強いる意味でもここに書いてみた。

そしてやはり思う事はただ1つ。自分で結果を出し、世間に大きく叫ぶべき。

ビジョナリーカンパニー



大学1年の時に買って、最近読み始め、昨日読了した。

名著と言われる意味も分かるし、ビジョナリーカンパニーとは何ぞやということが、実際にビジョナリーカンパニーを上げて、実例をもとに書かれている一冊。

起業したい、今の会社をビジョナリーカンパニーをつくりたい!と思っている人でなくとも、必ず得る物がある本だと、思う。

内容で特に心に残っている点を以下に。

●時を告げるのではなく、時計をつくろうとしたのだ。
●自己満足に陥らない様にし、内部から変化と改善を生み出す
●信念以外の組織のすべてを変える覚悟で臨まなければならない
●試してみよう、なるべく早く(3M社教訓)
●一貫性をもつ


まだまだあるが、メモしている物をベースに5点挙げた。

『時を告げるのではなく、時計をつくろうとしたのだ。』

ビジョナリーカンパニーは、競争ではなく、自分に勝つ事を第一に考えている。そして、長期的と短期的、利益と顧客満足など一見トレードオフと見えるもののそのどちらも、重要と考え、それらをいかに両立するかを常に思考している。


『自己満足に陥らない様にし、内部から変化と改善を生み出す』
『信念以外の組織のすべてを変える覚悟で臨まなければならない』


ビジョナリーカンパニーには完成はない。常に変化する世界の中にあるものが、変化しないという事は退化でしかない。ダーウィンが言う、種の生存競争と似たものがあると本書の中でも書いている。特に今のいわゆる"大きな物語"的な正解のない時代において、この教訓が最も重要な意味を持っていると感じる。


『試してみよう、なるべく早く(3M社教訓)』

僕が本書で、一番印象に残っている企業は断然「3M」である。正直その存在をあまり知らなかったところから始まった事もあり、読前→読後の印象の差が最も大きい。

3Mはサンドペーパーから始まり、マスキングテープ、油取りがみや、ポストイットを創っている企業である。その商品はあまりに多肢にわたるため、まさしく「3メートル以内に3m(スリーエム)」と言える存在となっている企業である。

多くのビジョナリーカンパニーがコアな事業や問題解決したい分野があるなか、3Mは特異な存在だと思うこの企業に基本的に理念以外に軸はない。それ以外にある事は、新しい物をつくり続けること、そして変化する事である。

その上で、小さな多くの実験をしつづけ、その中から一部の良いと思われるものを市場に出すと言う、徹底的な仮説検証の繰り返しを行う企業であり、だからこそ、今もまだ成長している企業なのだろう。


『一貫性をもつ』

これは大変難しい問題だと思っている。一貫性とはどのレイヤーの話なのか。またそれは変化と矛盾しないのか。ビジョナリーカンパニーは、少なくとも一貫性と変化を両立させている。

僕の理解としては、一貫性のない企業は、それ自体が自立しえないと思う。つまり、長期的に構造物として成り立たないプレハブか仮設住宅のような物だ。一方、変化がない企業は、外部の力によって容易に崩れる。地震や突風などによって、破損、倒壊してしまうものである。その両立があってはじめて継続的な繁栄が可能になるのであろう。

言うはやすし行うは難しであることは百も承知だが、この本を読んで、今まで以上に、継続的な企業をつくることの難しさがわかったが、やらないとわからないということもまた同時にわかった。

そして、明確に自分の企業をつくりそれを育てるという事を、したいという純粋な気持ちが大きくなるのを感じた。

是非ご一読を。

2008年5月16日金曜日

流れをつくる

最近いい流れだと感じていたが、また流れが悪い気がする。

自分の中にリズムがあるんだなと意識する様になったのは高校野球をしていた頃だが、最近は特に意識している。というのは、やはりこういう説明出来ないものに魅力を感じるという事と、そのリズムをいかにコントロールするかと言うことに興味がある。

社会に出れば、そのリズムと関係なく常に結果を求められるから、そのリズムが悪いからどうということはあり得ない。そして今でさえ、そのリズムは自分の物でしかないのだから、完全に自分の問題として、思考すべきだろう。

さあ、流れをつくろう。

2008年5月14日水曜日

世界で一番coolな封筒



このCMは日本でもやってるの?(テレビ見ないもんでわかりません・・・。)

Mac book Airのジョブズのプレゼンは見たけど、やっぱりこのインパクトはすごい。今までのマックは厚い・重いというのが一番のネックだった。そんな中のAirの意味は大きい。スペックがどうだという声もあるが、明らかに、そういう層(ごりごりアプリケーション動かすヘビーマックユーザー)を狙っている訳ではないし、これ自体の意味が大きいと思っている。つまり、今のマックの弱点て何?というところ。もちろんスペックと軽さ薄さの両立ができていないのかもしれない。しかし、それが出来ないとは、誰も思わなくなっただろう。(というか、普通につかう分には全く問題ない。当たり前だが。)

そして、最近こんなものが発売された。


avenue-d Book Sleeve Air 13

そう。CMでつかわれているようなMac Book Air用の封筒型のケースである。

うん。やっぱり、ただつかい易いというだけではなく、持っている人がcoolに見えたり、また持っているだけで、話題になるようなものになっているのはすごい。これ自体のインパクトは大きくはないだろうが、こういう細かいところまで気を使い、ユーザーが確実に求めているものを、しっかりと出す。そして時には予想以上のものを提供する。これが超一流のおもてなしなのだろう。

2008年5月13日火曜日

Youtube×iTunesMusicStore

このビデオはすごいね。



色々とインスパイヤされる動画。

同期と非同期の議論も面白いが、今日は、そこにはいかずに、僕が注目している動画の使い道の1つに、色々なナビゲーションがあるので、少しだけ。

例えば、PCのメモリを増設したい時に初心者だとほとんど、何を買えばいいかわからないし、どうやって増設をすればいいかわからないし、店頭でやるとバカ高いし。僕もそうだったが、最近メモリを増設する時に色々調べてみるとブログで1から丁寧に解説してくれているものを見つけた。おかげさまで無事増設することができた。

そういえば、と思い、今「メモリ増設」でyoutubeで検索すると、13件ヒット。メモリの増設の仕方を、丁寧に教えてくれている動画がある。

さらに進んだナビゲーションでは、そういう「つかい方」を教える事で、人の動線をつくろうというもっとPR的な使い方が可能になっている。上の動画はその1つで完成度は高いと思う。盛り上がるかどうかはまだ、議論の余地が多いが、面白い流れではあると思っている。

2008年5月11日日曜日

プラットフォーム

ここ数年でネット業界で大きく成功したのは、Google,Amazon,eBay,(これからだろうが、一応Facebookも)などの企業、サービスがある。

これらに共通するのは、すべてプラットフォーム的なものであるということである。ここでいうプラットフォームとは「その上でビジネスが成り立つ」ということと定義しておく。

Googleであれば、アドセンス、アドワーズで、個人のウェブサイトも広告が出せるようになって、小さいながらも収入が入るし、Google,YSTがあって初めて成り立つ”SEO”というのもある程度の規模の市場であるし、Googleがなかったら、収入が激減、または0になる企業、個人がたくさんいる。

同じ様に、Amazon,eBay,(Y!aucrion)は、せどりをする人にとってななくてはならないプラットフォームだし、ブロガーにとってAmazonの還元率の高さと、コンバージョン率の高さは、圧倒的。

いわいる「何か」が「ただ」集まるだけのプラットフォームではなく、その上での様々な活動を許容する強固かつ柔軟なプラットフォームであることは、成功するサービスの必要条件であろうと思う。

2008年5月10日土曜日

taskit

"take it easy taskit easy"

taskitは、説明不要。このサービスの内容とかつかい方とかを、ここで語る事自体が失礼。



Don't think, feel!

2008年5月9日金曜日

先輩の言葉の意味が少しわかった。

最近の研究室生活は、ちょっと刺激がたりない。もちろん本格化していけばそうも言っては、いられないだろうが、現状は、プログラムを書いていくだけ。もちろんそれ自体は今まで集中してやって来なかったため意義は十分にある。しかし、まだ物足りない。

そんな中、尊敬する先輩がブログを4月からリニューアルし、今まで以上に更新頻度が高く、毎日RSSに入っていないか楽しみにチェックしている。内容は、ウェブ関係の記事が多いが、自分も1年以上、そういったニュースや各種サービスを使ってきたので、触発され、自分も最近記事の更新が多くなっているのが正直なところだ。

やはり、実践の場にいる先輩と学生で経験のない自分の、説得力のさや、話の展開の広さは劣るが、人はみな少なからず違う視点を持っているので、自分の感覚に触れたものを、素直に表現しようと思った。

今までは近い友人に、面白いサービスがあると、紹介して、そのサービスの意味について語ったり、近いサービス、またその流れにあるものを紹介したりしていた。たまに、「こういう時に使いたいんだけど、いいウェブのサービスない?」と聞かれ、自分のストックがあればそれを紹介し、なければ探してみる。ということをしてきた。

これまでの1年か2年の経験だが、振り返って思うのは、新しいコンセプトの、新しいサービスが好きなんだという事。それは、人の日々の生活の新しい側面をつくったり、今まで以上につかいやすかったり、今までない発想で触発されたり、そういう、ユーザーへ影響を与える物に興味があるんだな、と。

そういうことが、上で紹介した先輩のブログとこのブログをきっかけに、気がついた。その先輩のブログで面白いサービスが紹介されており、それにコメントした。

『こういうサービスをみると、本当に可能性って無限だと思いますよね。尖ったことをしているのは、(それが間違った方向でなければ)やはりかっこいい。』

そしてそのレス
『「運営者が心からそれを楽しめているか」みたいなのも重要になってきてるよね。』


いや、まさにそう。

自分自身そうだが、なりたい姿の人をみるとワクワクするし、自分が心の底から、いいと思うサービス、事業、アプリケーションをみると、自ずと楽しくなる。それをいじっていて、時間があっという間にすぎてしまう。時間の無駄だと思うかもしれないが、これに限ってはそうではない。その時間が自分にとって楽しく、代え難いものなのだから。

自分が、やりたいと思ったものを全力でやり抜きたい。そのためにも、まずは基礎体力をつけるんだ。自分の思い、チャンス、そういうものを逃さないためのトレーニングなんだ。

先輩が言っていた「まずは基礎体力をつけるべき」この言葉の意味がやっとわかった気がした。

2008年5月8日木曜日

本当にソーシャルメディアなの?

coolspottersがすごい。

有名人が使っている商品を紹介しているソーシャルメディア。そう。これはソーシャルメディア。正直完成度が高いと思う。コンテンツ量もある。


そういえば、自分があるお好み焼き屋に行こうと誘われた時、おいしいものを期待していなかったのに、「芸能人の●●御用達らしいよ!」と言われるだけで、期待値が上がったのを思い出した。有名人とかのレコメンド(しかもTVCMのような、いやらしいものではないもの)は信頼しやすいものがある。

これは結果的に広告的効果があるが、その情報自体に価値があるから、ユーザーは広告だとしてもそれを積極的に見に行く。これこそPR。いわゆる広告のように、価値のある物の間ではなく、その集合に価値が出る。これはサービスを提供している側も、さぞ面白いと思う。

「広告っぽさをどう殺すか」そして「どう結果と結びつけるか」という二つの命題を矛盾なく解決する1つの解。当たり前と言えば当たり前だが、この発想と、それから情報が集まるまでコンテンツをつくるなりプラットフォームを整備したと言う事実に圧巻。

トップの"Discover Share Connect"というコンセプトといい、本当に惚れました。笑

こういうメディア事業がしたい。

2008年5月7日水曜日

iphoneはSoftBankか。


VodafoneとTelecom Italia、イタリアでiPhoneを発売へ


vodafoneから10カ国でiphoneが発売された。この流れからいって、やはり大方の予想通り日本での発売はSoftBankで間違えないのだろうか。

僕自身は、今年1月のDoCoMoの夏野氏へのインタビューを読んで、DoCoMoからではなく、SoftBankからiphoneが出るだろうと、予想した。強気の発言の夏野氏だが、iphoneに自分がいじれないなら興味はないなんて、携帯のキャリアの人間が言えるはずがないと思う。

僕は、SoftBankユーザーで今年3月に機種を変更したため、今年iphoneがでても、今の機種は2年縛りのため、しばらくiphoneを持つ事はないということで、待ちきれず、ipod touchを買った。

これが、予想以上にいい。僕自身あまり多くの曲を入れないからと言うのもあるが、やはり、写真を入れておいたり、動画が見れると、ただのMP3としての用途を超えて活躍してくれる。友人と話をする時に旅行の話などは、ipod touchに入れておいた写真でスライドショーをしながら、思い出話。なんてつかい方も容易に想像がつく。

そう。アップルの商品、特にipod周りは、「ユーザーがいつ・どのように使うのか」という、利用シーンのイメージを想像させてくれる。そんな商品であることが多いし、それを意識してつくられている事は間違えない。本当に勉強になる。

2008年5月6日火曜日

「ウェブ時代5つの定理」(1)

「ウェブ時代5つの定理」を買い、ぱらぱら読む。今までの梅田氏の著書は、流れで読むべき本であったが、これはつまみ食い本としても読める。ということで、気になった言葉を紹介。

"If you cannot image doing anything else other than your startup,
do the startup." by Roger McNamee

スタートアップ(起業)すること以外の何も思いつかないなら、
スタートアップせよ。ーーーロジャー・マクナミー
「ウェブ時代5つの定理」p25

「今、まさに今。ここで自分がやらねばならない。」
そこまで興奮して、それに没頭する方が、シリコンバレーでは勝ってきた。そういう歴史をふまえた言葉。

大学一年の時に初めて意識した起業するということ。それから色々な考えの変化があり、起業というものの意味を考えてきた。しかし最終的に一番大切なのは、どこまで、自分の事業に熱狂的になれて、没頭し、未来にそれによって世界が少しでも、そう少しでも幸せになることを、信じ続ける気持ちの強さなんだ。最近「アツイ」という言葉からは、ある種一歩引いていたが、やはり、そういう身体レベルの共振でないと続かないし、刺激的じゃないだろう。

また逆に以下の様にも言えるのではないか。

"If you can image doing anything else other than your startup,
you should not do the startup."

自分がその権利を得た時に全速力で走れる力を鍛える。

2008年5月5日月曜日

モバイル検索Yが強い件。

注目が始まったのは、最近の話ではないが、最近モバイル検索についてのエントリーが増えている。その中でも興味深い内容のデータ。



「モバイル検索エンジンの利用に関する調査--モバイルでは複数キーワードでの検索が多用される」
より引用


「どのモバイル検索を利用しているか」という問いに対する解答であるが、DoCoMoユーザーの66%がi-modeというが、同様にDoCoMoユーザーのYahoo!検索利用率は66%。DoCoMoユーザーでも、利用率がi-mode=Yahoo!というのはすごい事だ。SoftBankユーザー(僕もですが)に至っては97.9%という驚異的な数字。僕はj-phone時代からのユーザーですのでDoCoMoを利用した事はないため比較できませんが、現在のSoftBank端末にはY!ボタンがあり、一瞬でY!のトップページへ飛べます。SoftBankでY!を使うのは必然です。ただ、DoCoMoもi-modeボタンあるはずなのに・・・。

また、同記事で、2007年9月と2008年4月の調査結果を比較したデータがある。

07/9→08/4
i-mode 30%→33%
Google 40%→30%
Yahoo! 53%→65%

という結果。Gが10%下げ、Y!が10%以上上げている。PCだけでなく、モバイル業界でも、日本ではY!は強い。

また、MNP(モバイル・ナンバー・ポータビリティー)で騒がれた頃、KDDIが一人勝ちの様相だった記憶がありますが、SoftBankの攻勢で、一気に話題に上らなくなったKDDIは大丈夫だろうか。

やはりSoftBankの学割は利いた。SoftBankの戦略は本当に、すごい。当時NO.1の顧客満足のKDDIが注力していた学生をとりこむのと、ソフトバンク系列、得意の量からの攻め。(Yahoo!BB,Eトレードなど)あとは、体力(財務)が持つうちに、質に転化するか否か、それだけ。
やはり孫さんはすごい。僕が初めてビジネスに興味を持ったきっかけになった人なのだが、傍からは無茶と言われる事も、その実現可能性を考え続け、シュミレーションを繰り返すという、努力家。そう孫さんも天才ではなく、1つ1つ自分ができることを、できるだけやる。その積み重ね。もちろんそのディシジョンメイキングに天才的な部分はあるだろうが、エジソンが言う様にやはり天才は「1%の才能と99%の努力」なのだろう。

少し話はずれるが、近いうちにボーダフォン買収のころの契約とか見てみたいと思う。噂は聞いているけど、結構すごいことになってるみたいなので・・・乞うご期待。

参照記事:
http://japan.cnet.com/research/column/webreport/story/0,3800075674,20372541,00.htm

2008年5月4日日曜日

Facebookは、すごいのか。

今ウェブの世界で最も注目されているサービスのひとつである「Facebook」。僕自身かなり興味があり、今まで色々な記事を読んだり、自分で使ってみたりしてきた。



参照:Facebookの利用目的は、男女共に「軽く遊びたいだけ」

これは、TechCrunchの記事にあったグラフだが、Facebookの利用目的の圧倒的ナンバーワンは"just for Fun"である。SNSというのは、やはりそこを超えられないのである。いや、それが”はずせない”と言った方がいいかもしれない。Facebookの場合は、「SNSユーザー拡大→広告(マス)」という流れではなく、ターゲティング広告や、企業ページを絡める事で、収益化を計るモデルであるFacebook Adsの期待は大きいと思う。もう少しチェックし続けようと思う。最先端のマーケティングとなる可能性は大いにあると思う。

2008年5月1日木曜日

5月。研究室。

もう2008年度も1ヶ月が経過した。
研究室の生活のリズムが出来てきたが、ちょっと休日がだらけ気味。

研究室ではプログラミングをやっている。fortranという計算が得意(?)なとても古い言語。構造系の研究室のため、解析に利用するのだが、いい経験になると思っています。今までなんだかんだ言ってもプログラミングをしっかりとやったことはなかった。ただ、その構造は知りたいと言う気持ちはあった。

建築系に進まないと決めてからの研究室生活は、周りから見ると、時間の浪費に見えるだろうが、僕自身はそうは思っていない。今しかできないことであり、実験、プログラミングというのは、まさに論理的思考のうえに成り立っている体系で、物事を考える最も根底にある部分のトレーニングをしていると自分自身位置づけている。そして、今のところ、それは正しいと思う。それにどっぷりビジネスに入り込む前に、一端今までより距離をおく事で見えてくる事もあると思っている。

ただ、情報は今まで通りチェックし、このブログに書いて行きたいと考えているので、お時間ある方は、読んでいただけると幸いです。